2024/10/26

かえるちゃん、納車!

4月に出会い、5月に契約。
それから整備に半年・・・そして2024年10月26日(土)、とうとうあいつがやってきた!


1960年式、英BMC社のオースチン・ヒーレー・スプライトMk1。

この顔つきから、日本🇯🇵では「カニ目」、米国🇺🇸では「bugeye」、そして英国🇬🇧では「frogeye」と呼ばれ親しまれています。

妻は一目見るなり「かえるちゃん!」・・・そう、おそらく妻は実は英国人です😆


ガレージには点々とオイルの跡が・・・。でも実はゲレンデもお漏らしするので、どっちの跡かは分かりません。4輪は垂れ流すし2ストの3輪は燃やすしで、我が家はとってもオイリー(笑)

1速以外はシンクロが入っている4速トランスミッション。うん十年ぶりのMT車なので慣れるまで大変かなと思っていたのですが、全然大丈夫!

でも妻を乗せて走っていたら、交差点で盛大にエンスト!しかも、なんとか再始動して左折したら今度は助手席のドアがパッカーンとご開帳!大恥をかいたのはナイショです😆

さて、現在判明している前オーナーさんまでに施されたチューニングと、今回の整備ポイントです。

まずはリアの足回り。純正のリーフスプリングに組み合わせるのは、真っ黒に塗られていて分かりづらいですが、SPAX製のショック。

フロントはダブルウィッシュボーンにコイルサス。ショックはSPAX製。純正はドラムブレーキですが、ディスクブレーキに換装されています。

後付けのフロントスタビライザー。

エンジンは後年の1,275ccに換装。腰上はクーパー1275sの貴重なヘッドカバー!

ハイカム、入ってます。

キャブは純正のSUツインからウェーバーに。

エキマニも社外品。

燃料タンクは中がサビだらけだったということで今回新品に換装。

ホイールはMINATOR、タイヤは新品のMOMO製。MOMOってタイヤも作ってるのね。

ちなみにステアリングホイールはMOMOではなく、この手のクルマの定番、モトリタ製。
故障していた水温計も新品に交換してくれています。

カバのように開く重たい純正の鉄ちんフロントカウルはFRP製のものに換装。かなり軽量化に寄与していると思いますが、その恩恵の全てをドライバーの重量で相殺しております😤

ミッションはエンジンとともに下ろしてオーバーホール。

バラしてベアリング交換、サビや汚れを除去、そしてクラッチも新品に交換。


ロールバーも付いてましたが、そのままでは幌とトノカバーが付けられないので、一旦外すことに。

オルタネーター、バッテリーも新品に交換、ヘッドカバーも綺麗に塗り直してくれてます。

手足のように思った通りに動かせる、楽しいマシンに仕上がってます!

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