【東京都】築地市場引込線(旧東京市場駅~旧汐留貨物駅)

最後の営業日を明日に控えた、2018年10月5日(金)に往訪。

1985年頃の地図と航空写真。
右側中央の汐留貨物駅のヤードから1本だけ、高速道路を突き抜け上方の築地市場の扇形の外周まで、逆S字を描いて線路のあるのが分かります。

現在の地図と航空写真。
線路はなくなり汐留貨物駅もすっかり姿を消してしまいました。右上は浜離宮庭園、右下には新橋駅も見えています。

汐留貨物駅の跡は再開発されて、汐留シオサイトの高層ビル群が立ち並びます。ちょうど旧引込線の上に建つ薄い半円形の「カレッタ汐留」(電通さんの本社が入っているビル)の46Fには無料の展望スペースがあります。
ここからはこの画面の右上から左下に逆S字の廃線跡がよく見えます。ちょうど写真中央に写っている低層のビルはまるで廃線跡によって斜めに切り裂かれているように見えますね。左側の破片(笑)は朝日新聞さんの本社。また、手前の黒い高層ビルは住友不動産浜離宮ビルです。

下はGoogle Earthのスクリーンショット。中央に写っている高層ビルが「カレッタ」汐留、上が築地市場です。

実際には築地市場側から歩きました。引込線は扇型の外周部、以下の写真ではちょうど右上から左下に走っていました。明るい赤の屋根の外側です。

上の写真の中央部から左(汐留側)を見たところ。屋根がいかにも鉄道のホームらしい風情です。

逆に扇型の方に振り返るとこんな感じ。線路側はトラックのために少しかさ上げされているらしいのですが、きちんとホームの跡も残っています。

遅い時間でしたが、ホームの上では引っ越しに向けた準備も進んでいました。

下の写真は下半分が築地市場、上が汐留。線路はちょうど中央に写っている青果門から築地市場を出て、左右に走る新大橋通りを渡り、先ほどの朝日新聞さんの本社(右の茶色のビル)と汐留イーストサイドビル(左の白いビル)の狭い間を貫いて行きます。


朝日新聞さんの本社前を緩くカーブし・・・

首都高を跨いで住友不動産浜離宮ビルの脇を通り抜けると・・・

カレッタ汐留が見えてきます。

そして住友不動産浜離宮ビルの足元、郵便局の横には・・・!

築地市場内は再開発されホームの跡は撤去されてしまうでしょうから、これが後世に残る唯一の遺構、ということになるのかなぁ。


2 件のコメント:

  1. けんろうさん、こんばんは。
    みんカラでお世話になっております、Dylanです。

    鉄分のある私は、仕事で数回銀座郵便局に行った際、踏切と朝日新聞社方面にかけての「いかにも」な空間に往時の鉄路に思いを馳せたのですが、一緒に行った会社の人は全くピンときていない様子で、踏切はオブジェのように思っていたようです(^^;

    廃線跡はもちろん、旧道や川筋、地形を見ながらブラ○モリ的に遺構巡りや街歩きをするのは楽しそうだなぁ~、と思うばかりの私ですが、今後のエントリーも楽しみにしております☺️

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  2. おーDylanさん、いらっしゃいませ!当サイトの初コメです。ありがとうございます。新しい相棒の調子はいかがですか?
    この踏切は確かにオブジェっぽく見えますよね。正真正銘のホンモノですけど(笑)。これからもよろしくお願いします。

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