【秋田県】2019年夏休み廃線ツアー⑥秋田製板引込線


昨晩、蒲原鉄道廃線跡を満喫後、ほとんど思い付きで新潟港から乗り込んだ新日本海フェリー「ゆうかり」。

翌8/9(金)早朝、残念ながら熟睡する間も船旅を堪能する間もなく再び接岸。

秋田県に上陸です・・・!

この日もダブルヘッダー。夏休み廃線ツアー第6弾は、秋田駅の南どなり・羽後牛島駅から伸びていた、秋田製板引込線です。まずは地図と年表から。

【地図・配線図】
青線は羽越本線(羽後牛島駅)、赤線が今回のターゲット、秋田製板引込線です。

【年 表】
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
内  容
1901(明治34)年--秋田製材創設、工場を設置
1907(明治40)年--秋田製材・能代挽材・能代材木が合併し、秋田木材に
1915(大正04)年--秋田木材が撤退、菱秋商店が継承
1919(大正08)年--菱秋商店・進藤挽材精米工場・鈴木製材工場が合併し、秋田製板に
1927(昭和02)年--秋田製板が専用引込線を敷設
1928(昭和03)年--秋田運輸倉庫が引込線を継承
1932(昭和07)年9-鉄道省に引込線の買い上げを陳情、失敗

探索は羽越本線・羽後牛島駅からスタートです。

引込線は駅の西のはずれで分岐し、秋田回生会病院の横を通りぬけます。向かいにある鋭角三角形の駐車場がその跡になります。
羽越本線・羽後牛島駅の西から分岐していた.秋田製板の引込線跡です。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

さらに二木ゴルフの東側を駆け抜け、国道13号を渡り、緩やかに左カーブを描いた先で太平川に突き当たります。
羽越本線・羽後牛島駅からの引込線が太平川を渡る橋梁のあったところ。今でも橋脚の一部が水面に見えています。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

橋梁はすでに撤去されていますが、水面の近くに今も橋脚の一部が見えています。本線唯一の遺構です。

太平川を越えた後は右カーブに転じ、県道28号線に斜めに進入。
(写真を左右に横切る駐車場の向こう側の建物群が廃線跡。右が羽後牛島方面)

県道を渡った先はGoogleマップで確認。画面下の駐車場の右側の建物群が上の写真の廃線跡。右カーブを描き3線に分岐しつつ、ガスタンクの右半分を貫いて旭川に到達します。

ガスタンクの一帯は現在の東部ガス(株)さんの秋田支社。歴史は古く、1911(明治40)年5月26日、同社の前身である秋田瓦斯が開業したのがこの地でした。
また、東部ガスさんの北側は住宅街になっていますが、昔は一帯が水運の利を活かす広大な製材工場の敷地。会社は合併等で変わりましたが、1927(昭和2)年、秋田製板が陸運の利便性向上のために敷設したのが今回の引込線ということになります。

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