2019/08/09

【秋田県】2019年夏休み廃線ツアー⑦秋田中央交通線


⑥秋田製板引込線の探索の後は北上して八郎潟駅へ。ここから東の五城目まで4km弱の秋田中央交通線の廃線跡をたどりました。

地図・配線図


年表
内  容
1921(大正10)年115五城目軌道設立
1922(大正11)年421五城目(のちの一日市(ひといち)→八郎潟)~東五城目間開業
1926(大正15)年111五城目を一日市に改称
1927(昭和02)年11東五城目を五城目に改称
1943(昭和18)年626秋田市・南秋田郡の鉄道・バス事業者を統合、秋田中央交通と改称
1965(昭和40)年61一日市を八郎潟に改称
1969(昭和44)年711全線廃止

反対運動によって町の中心を迂回してしまった鉄道がやっぱり便利だと分かり、結局民間がお金を集めて町から駅までの鉄道を敷設するという、当時全国でお決まりのパターン。

スタート地点は八郎潟駅の東口。

東口に出て、北を向いてみました。画面左が奥羽本線の八郎潟駅、跨線橋の階段があるコンクリート部分を中心としたエリアとその右の道路がそれぞれ秋田中央交通線のホームと線路のあった場所になります。

では機関車を進行方向に付け替え(笑)、いざ出発!

廃線跡はいったん右の奥羽本線に寄り添ったのちすぐに左へ分かれ、東行きの道路と合流します。

あとは歩道のフリをしてひたすら並走。なんというか、不自然に広い歩道が続きます。


秋田自動車道を越えたところが川崎駅の跡です。本線唯一の遺構であるホームの跡が見られるのですが・・・ひらやま先生、かねだ先生、石井先生、そして安倍先生、ちょっと撮影の邪魔なんですけど(笑)



道路側にはバス停があります。

駅舎か待合室の柱の跡?


続いて高校前駅跡にやってきました。線路は道路の南側(画面左側)を通っていたと思われます。

ここにもバス停が設置されています。当時、五城目高校はここのすぐ北にありましたが、本線廃止後の1975年に移転、現在は南の馬場目川を越えた先にあります。

そして終点・五城目駅へ。下の写真はおそらくちょうど当時の駅の全景が入るアングル。左の秋田中央交通さんの営業所あたりから、画面中央の斜めの屋根の建物(同社のバスターミナル)の前あたりで斜めに県道に進入、その先くらいまでが駅の構内と思われます。

秋田県の廃線跡探索はこれにて終了。このあとさらに北上し青森県へ。

岩木山!

恐山!

この日の宿は「むつグランドホテル」さんに決定。

ちょっと古いけど、料金はリーズナブルで清潔なお部屋、温泉がサイコー!いいお宿でした。

むつグランドホテル #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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